おわりに 〜カードを使った超アナログタスク管理〜

おわりに
日々の「タスク」を、気持ちよくまわせるかどうかは、「タスク」を預けているシステムのことを信頼できるかどうか、この一点にかかっています。「ルーティン」と「タスク」と「スケジュール」という、3つの形の「やるべきこと」が出てきましたが、そのそれぞれのすべてを、信頼できるシステムに預けることができれば、何の心配もなく、日々「やるべきこと」を管理していくことができるでしょう。
ある人にとっては、その信頼できるシステムが「脳みそ」なのかもしれませんし、またある人にとっては、「タスク管理アプリ」なのかもしれません。
ぼくにとっては、それが「43Tabs」であるわけです。確かに、タスク管理アプリなどに比べると、手間が少しかかります。アプリのように、ちょちょいと設定しておくことで、勝手に定期的にリピートしてくれる、という機能はありませんし、サクサクッとタスクを複製することもできません。どれもひと手間かかります。ただ、そのひと手間が、ぼくには合っている、というか、ぼくには必要なのだと思います。
ひと手間かけることで、その「タスク」をやらなければいけいないんだ、と自覚できる。確かめることができる。そんな気がするんです。
「やること」を管理するためには、「信頼できるシステム」が必要で、それを実行するためには、やる覚悟が必要なわけで。ぼくにとって43Tabsは、「信頼できるシステム」であり、「やるぞ、ぼくがやるんだぞ」と覚悟させてくれる存在でもある、とても頼りになる存在なのだと思います。もし、43Tabsによるタスク管理をしてみよう、と考える方がいたならば、本書が43Tabsシステムを、とても頼りになる存在へと成長させる手助けになることを切に願っています。
では、お読みいただきありがとうございました。